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ノーストナワンダ (ニューヨーク州) : ミニ英和和英辞書
ノーストナワンダ (ニューヨーク州)[す, しゅう]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)
ニューヨーク : [にゅーよーく]
 【名詞】 1. New York 2. (n) New York
ニューヨーク州 : [にゅーよーくしゅう]
 【名詞】 1. New York State 
: [す, しゅう]
 (n) sandbank

ノーストナワンダ (ニューヨーク州) : ウィキペディア日本語版
ノーストナワンダ (ニューヨーク州)[す, しゅう]

ノーストナワンダ()は、アメリカ合衆国ニューヨーク州の北西部、ナイアガラ郡の都市である。2010年国勢調査での人口は31,568 人だった。バッファローナイアガラフォールズ大都市圏に属している。市の南側境界になっているトナワンダ・クリークからその名前が採られている。トナワンダとはセネカ族インディアンの言葉で「速く走る水」を意味している。
トナワンダ・クリークはナイアガラ川の支流であり、エリー運河が建設されて水流が制御されるようになる前までは大きな急流があった。ノーストナワンダ市は、過去の主要産業が製材業であり、エリー運河最盛期には五大湖最大の港だったので、「木こりの都市」を自称してもいた。ガンドリー通り沿いには木材貴族が建てた邸宅が並んでおり、ガンドリー通り208にある「ケント・プレース」はスタンフォード・ホワイトの設計である。2009年にクラスAAニューヨーク州フットボールでチャンピオンになったランバージャックスが本拠地にしている。市境の街路標識には「カルーセル(回転木馬)の故郷」と記して訪問者を歓迎している。
== 歴史 ==
1809年に最初の開拓者が到着した後、ノーストナワンダは1836年5月からナイアガラ郡ホィートフィールドの町の一部となった。1854年1月から1857年4月まで、ナイアガラ郡に入るホィートフィールド町の部分と、エリー郡トナワンダ町に入る部分というふうに、2つの郡と2つの町に入る部分がある村を作る試みは失敗した。この経験によりニューヨーク州がノーストナワンダの部分をビレッジから外した。伝承に拠れば、商人の間の論争が原因だったが、2つの異なる郡と2つの異なる町にある地域社会の組み合わせが扱いにくいものだった。1865年5月8日に村になった後(ホィートフィールド町の中にあったが、マーティンズビルの一部としてだった)、1897年4月24日にノーストナワンダ市として法人化された〔。
ノーストナワンダはエリー運河/トナワンダ・クリークの北岸にあり、エリー郡、トナワンダ市やアムハースト町とは対岸にある。ノーストナワンダの北と東はホィートフィールド町と接している。ナイアガラ川が西の境界となり、トナワンダ・クリークが南の境界である。ナイアガラ郡では人口で第2位の都市である〔North Tonawanda History Museum © 〕。
ノーストナワンダは「木材の都市」として知られている。19世紀の半ばから1970年代まで、木材を利用できたので、その輸送と発送の重要な中心地となっていた。アメリカでは回転木馬の主要メーカーだったハーシェル・スピルマン社/アラン・ハーシェル社の誕生地であり、現在はハーシェル回転木馬工場博物館がある〔〔Carrousel Factory Museum 〕。1888年、ハーシェルが祖国を出たベルギー人ユージーン・ド・クライストをノーストナワンダに招請し、ノーストナワンダ・バレル・オーガン工場でバンドオルガンの製造を始めた。クライストが1906年にノーストナワンダ市長になった後、工場を1909年にルドルフ・ワーリッツァー社が買収し、ワーリッツァーは世界最大級の楽器メーカーとなった。ノーストナワンダを発祥地とする150社以上の製材会社の1つ、レイ・H・ベネット木材社がプレファブ家屋を製造して、70年間アメリカとカナダで販売した。リチャードソン・ボート、バッファロー・ボルト、デュレズ・ケミカル、ナショナル・グラインディング・ホィール、テイラー・デバイシーズ、インターナショナル・ペーパー、トナワンダ・アイアン・アンド・スティール、リバーサイド・ケミカル、など数多い成功したメーカーがノーストナワンダを故郷としている。
ナイアガラ・フロンティアの鉄道博物館がオリバー通りにある1923年建設エリー鉄道駅を使っている。ウェブスター通りのリビエラ劇場と芸能センターは、イタリア・ルネッサンス様式の建物を改修したものであり、演劇、コンサート、映画などの催しを行い、1926年製作「マイティ・ワーリッツァー」・オルガンを使って毎月オルガン・コンサートを行っている。この劇場は、サイレント映画に使われたニトレイト・フィルムを映写することができる映写機があることでは、国内でも数少ない映画館の1つである。ゴーストライト劇場は100年前の教会を使ったコミュニティ劇場である。元のカーネギー図書館はカーネギー芸術センターとなっている。E・B・グリーンが設計した建物は、バッファロー・スズキ弦楽アートセンターとなっている。中心街では芸術コミュニティも活発に活動している。ノーストナワンダ歴史博物館は中心街歴史地区の中心であるウェブスター通りの元のG・C・マーフィ会社店舗ビルを使っている〔〔Smyczynski, Christine A. (2005), "Western New York: From Niagara Falls and Southern Ontario to the Western Edge of the Finger Lakes". pp 93-99, 101-102. The Countryman Press: Woodstock, Vermont.〕。
ノーストナワンダの公園は、アメリカ合衆国シービー船に捧げた記念碑、海兵隊に捧げた記念碑およびベトナム戦争の退役兵に捧げたもののあるベテランズ公園、エリー運河に沿ってあり、毎年7月の運河祭、無料コンサートその他の活動があるゲイトウェイ・ハーバー公園、ナイアガラ川に沿った広さ53エーカー (210,000 m2) のグラットウィック・リバーサイド公園、パインウッズ公園、メイアーズ公園、ボート乗り場のあるノーストナワンダ植物園がある〔〔。
2007年、ノーストナワンダ歴史博物館が解説本『ノーストナワンダ: 木材の都市』を制作し、販売している〔。
アイスホッケーのバッファロー・ノースメンはノーストナワンダでホームゲームを行っていた。
ノーストナワンダは昔からサンダウンの町(白人偏重)である。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「ノーストナワンダ (ニューヨーク州)」の詳細全文を読む




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